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聞こえの仕組み

「音がすること」の仕組みを小学生の理科の授業(糸電話を使ったり、モノとモノをぶつけて音を出したり)で習われた記憶のある方もいらっしゃるかもしれませんが、実は、約 10 年、小学校の理科の授業からは「音」についての教科が削除されていたそうです。
最近小学校 3 年生の授業に復活したようですが、ここ 10 年弱は中学生になるまで音についての仕組みを勉強する機会がなかったお子さんが多いそうです。

ということもあり、あらためて「聞こえる」ことを考えるときに、そもそも音というのが何か?というところからご紹介します。
音というのは空気の振動で伝わっていく物理的な現象です。
「音のキホン」ページで詳細はお伝えしますが、音の仕組みと人間の耳の仕組みが「聞こえ」を作り上げている仕組みになり、補聴器や補聴援助機器といった器械はその仕組みをサポートするものです。

人が人と関係性を作り上げていくときに使う「言葉」は、人の考えや気持ち、意思などを表現したり、互いに伝えあったりするための、伝達手段(手話による伝達手段も含める。)であって、音と密接な関係を持っています。

「音」、「耳」、「伝達手段」から、聞こえの仕組みを紹介していきます。