よくある質問
聞こえること・聞こえないことについてのことや、補聴器・ロジャーなどの器械についてなど、よく頂戴する質問について簡単に回答しています。
ご自身と同じ質問に近いものがなければ、問い合わせページよりお気軽にお問合せください。
聞こえないことのページを参考にしていただけると良いかと思うのですが、聞こえないこと・聞こえにくいこと にはたくさんの原因が考えられます。 そのため一概に、治りません。ということは言えません。
詳しい原因は耳鼻咽喉科の先生に診察を受けて確認していただきたいと思います。
感音性難聴の方の、内耳の音を感じとるための細胞は今の医療では一度痛めてしまった細胞を元に 戻す方法がありません。そのため、その細胞の働きの代わりを補聴器や人工内耳が補助するという形 で音を伝えることをしていきます。
耳鼻咽喉科の先生を受診されて、聴力検査を受けて説明を受けることが出来ます。
簡易の聴力テスト、なども掲載している HP などがありますが、周囲の環境や使っている PC や携帯電話 のスピーカー性能にも左右されてしまうので、そのようなものはあくまでも遊び感覚でとらえていただいたほう がよいかと思います。
まずは、ご自身の聞こえの段階を確認することをお勧めします。ご家族と一緒に説明を受けられても 良いかもしれません。
また、聴力検査で問題がなくても聞きとりが難しいという症状をお持ちの方もいらっしゃいます。(きこえにく いこと のページをご参考ください)
聴力検査と聞き取りの検査の両方を受けていただくと、よりご自身の聞こえの段階がはっきりされると思い ます。
ご家族にもどんな時に聞こえていないように見えるのか、などをお尋ねいただき、確認をされることでより具 体的な対応方法が見つけやすくなります。
聴力検査の状態次第、にはなりますが、補聴器や補聴援助機器を活用いただき解決できるかもしれません。器械をどうしても使いたくない、ということであれば、聞こえやすい座席に座るようにすること、会合の参加者にご自身が聞こえつらいことをお伝えいただき、お顔をみて話していただけるよう依頼すること、などの対応も良い方法だと思います。
依頼するのが億劫な時は器械の力を活用していくという選択肢も良いのかな、と思います。
テレビの音は、普段聞く人の声にデジタル電波から発せられるための処理がされています。(音楽も生で聞くのとCDで聞くものが違って聞こえるのと同じようなものだとお考えください。)
なので、余計に聞きづらいことが増えることもあるでしょう。
またニュースキャスターのような訓練された話し方をする人の言葉は聞き取れても、バラエティ番組は聞こえないという方も多くいらっしゃいます。
その場合、テレビの音だけを大きくして使うことの出来る器械の活用や、補聴器を使ってテレビの音がイヤホンを着けている時のように、直接耳元で聞こえるようにするなどの方法が考えられます。
どちらがご自身の生活スタイルや好みに合われるか、聴力の段階が何らかの補聴を必要としているようであれば、補聴器を使ってテレビを快適に聞く方法を試されても良いかもしれません。
私たちJINOは医師ではないので、人工内耳についての判断はできません。
聞こえの段階については、先生や言語聴覚士の方に納得いくまでご説明を受けられることをお勧めしています。
また、補聴器にも人工内耳にも、強み、苦手な部分、工夫しなければならないところ、がそれぞれあります。
ご自身の生活のスタイルを考えらえたときにどちらが適しているか、ということを念頭に入れて検討されることをお勧めしています。
聞こえにくいことのページにもご紹介していますが片側の難聴の方は増えてきていらっしゃるように感じることがあります実際の数字的な人数は統計で集計されていないため、はかり兼ねるのですが、ぜひ、聞こえにくいことのページで紹介している2つの方法(CORS補聴器 と ロジャー )を試してみてください。
当店に試聴のご予約をいただくことも可能です。
器械との相性もあるので、もしどちらも生活に合わないようでいらっしゃれば、聞こえやすい側を人の声が聞きやすい席に座る、等の工夫をされることをお勧めしています。
周りの参加者の方にもその旨をお伝えいただくことで、お互いの理解がすすみ、かえって以前に比べてスムーズにコミュニケーションを取れるようになった ということをよくお伺いします。
疲れてしまうと思います。今まで長年かけて少しずつ聞こえ辛くなった音が補聴器によって聞こえてくるのが理由だからです。JINOではそのうるさく感じてしまう期間をリハビリ=トレーニング期間と考えています。
最初のトレーニングが補聴器の力を100%活用いただけるか、の大事な分かれ目になるからです。
そのため、もしお返しになりたい場合でももう一度ダメもとで一から挑戦してみることをお勧めしています。
もし当店にお越しいただくのが辛くない距離にお住まいでしたら、ぜひ一度器械の状態を拝見させてください。何かお役に立てることがあるかもしれません。
それは大変でしたね。
以前ブログでも紹介したことがあるのですが、聴覚障害ではなく発育障害の弟をお持ちの高校生が書いた作文に、「知らないことは怖いと感じるものだから、障害が自分ごとではなければ、理解もし辛いし、怖いと感じるかもしれない。」という一文がありました。
距離を置かれてしまったように感じた相手のかたは、どんな風にあなたと接すれば良いのかが分からなくて迷われているのかもしれません。
どんなことを言ったら嫌がられるのか、とか、もしかしたら傷つけてしまうかも、といったご心配をされて距離を感じることになってしまっているのかもしれません。
JINOではセルフアドボカシーといって、ご自身の障害の内容や「どんなサポートがあると、こういうことが出来ます。」といった自分の紹介をすることをお勧めしています。
周りの人に、たとえば「マスクをつけたままだと口の動きがよめないので、できればマスクを外してお話していただけませんか」とお伝えされたり、「呼びかけていただく際は、肩をポンとして教えてくださると助かります。」といったことをご説明されたりすることで、周りの方はあなたとのコミュニケーションの取り方を学んでくださいます。
お互いに、お互いが知らないことを、何の理由もなく依頼するよりは、理由と解決策を説明しながらお願いするほうが、気持ちよく、お互いの世界を広げることにつながると思います。
どんな風に伝えたらいいか迷われたりしたら、ぜひJINOにご連絡ください。
一緒に考えて解決していきましょう!
大きな声を出していらっしゃる理由としては2つあるかと思います。
1つは元々大きい声を出す性格でいらっしゃること、もう1つはご自身の声があまり聞こえていない可能性です。
元々大きい声でお話なさる方なのであれば心配は必要ありませんが、もし年々変化が表れていらっしゃるようでしたら、ご自身の声が良く聞こえないために、大きい声でお話になられているという方がよくいらっしゃいます。
大きな声でお話になることで喧嘩のような口調になられてしまうご夫婦もよくいらっしゃって、実際それでお互いにイライラしてしまう、というお話も良く伺います。
一度、聴力の変化についてご家族でお話になられて、決して暗くなる話ではなく、解決方法が多くあって、皆が気持ちよく過ごしやすくなるために、という形で聴力検査をうけられることをお勧めしています。
直接お話になるのが難しいようなことがあればJINOにご相談ください!一緒に良い方法を探させていただきたいと思います!
特に、高齢の方の聴力変化に対して、補聴器は今まで長い時間をかけて聞こえなくなっていた音の情報を耳と脳に伝えてくれるため、刺激が強いと感じられる方も多くいらっしゃいます。
そのため、しっかりとその変化の理由を納得した上で、楽しく補聴器を使いこなしていただける段階に、補聴器と一緒に進む必要があります。
どのメーカーも、購入時に使用方法のアドバイスをする冊子や案内を記載したカタログなどを配布していると思います。
ご家族が一緒にそれを手に取って、目標の確認を一緒にしていってくださると、ご本人もつけよう、つけたいという気持ちの変化をもたれることと思います。
こちらのお話も良く伺うことがあります。
人生の選択なので無理強いは不要だと思いますが、聞こえ辛くなられたご高齢の方が補聴器の機械としての力を100%活用いただけるようになると、ご本人だけではなく周りの方もコミュニケーションがとりやすくなったり、聞こえ辛いことで不便だった心配事がなくなったり、という安心をもらえるから助かる、ということをお伝えいただくと良いかもしれません。
ご自分のためだけではなく、娘さん・息子さんやお孫さん、ご近所さんのためにもなるこということに、喜びを感じてくださるご高齢の方は多いですし、周りの方の安心が生まれるという点も本当のメリットなので。
まずは小児の、聞こえに強い耳鼻咽喉科の先生を受診されることをお勧めしています。通常の補聴器外来の先生ももちろんですが、お子さんの難聴に詳しい先生にお会いいただけると、学校での不安や現状の気になる点も相談に乗っていただけて安心かと思います。JINOまでお問合せいただけましたらお住まいのお近くの病院をご紹介させていただきます。
突然の要再検査といわれるとご不安ですよね。
このあとは、日本耳鼻咽喉科学会によって指定された病院で、お医者さまの診察後にABR や聴性定常反応 (ASSR)といった他覚的検査、乳幼児聴覚検査(BOA、COR)などの自覚的な検査がおこなわれます。
その後に、総合的に聴覚障害であるかどうかが判断されます。
おそらく要再検査とお伝えになられた病院で、最寄りの病院を紹介いただけると思いますが、日本耳鼻咽喉科学会のHPにリストも掲載されていますので、併せてご確認ください。
また自身が難聴をお持ちで、障害を持ったお子さんのお母さんでもある方が運営されているデフサポではお母様の相談にも乗ってくださります。自身の体験や、全国各地で講演会なども実施されていますので、よかったらHPをご覧ください。
とても良くいただく質問です。
JINO の HP の【補聴器について→補聴器の価格のキホン】ページを見ていただくとより詳細に記載してあるのですが、
補聴器の値段の差は補聴器にどこまでの機能を求めるか、で異なります。
納得いくまで確認した上で、ご自身の生活スタイルに寄り添うものをお選びになることをお勧めします。
こちらもよくいただく質問です。
JINO の HP の【補聴器について→補聴器の価格のキホン】ページを見ていただくとより詳細に記載してあるのですが、補聴器の出来ることに差があります。
音をとらえる細かさや、雑音だと判断した音をどれだけ雑音ではない音に影響を与えずにコントロールするか、補聴器を着けている人が良くいく場所の環境音(周りの音)を覚えて、その音に近い環境になったら自動的に着けている人の好みに寄り添った音が聞こえるようにする、など、細かい違いがあります。
JINO では何がどう違うのか、納得いくまでご説明しますので、もし不明点があればぜひ店頭にお話しだけでもお越しください。(ご予約の上ご来店いただけますと幸いです。)
こちらもよくいただく問い合わせです。
補聴器は様々なところで販売されていますよね。電気店や眼鏡店、補聴器の専門店ももちろんあります。
お選びになる際におすすめしたいポイントがいくつかあります。
まずはしっかりと資格をもっていらっしゃる方がいらっしゃるかどうか。
補聴器の専門家資格として、「認定補聴器技能者」という資格があります。
こちらをお持ちの方、または資格取得のための準備中の方であれば補聴器のこと、耳の仕組みの基本的なこと、を勉強されていらっしゃるので、気になる点があれば、質問にしっかりお答えいただけると思います。
次に、お店の方からの押し付けがないかどうか。
補聴器を使う・使わない、どの補聴器が自分に合うかどうかを最終的に決定されるのは、お使いになる方ご自身です。
補聴器をお使いになられる方がご自身の聞こえのパートナーとして、補聴器のもつ力を 100%活用できるようにサポートするのが補聴器専門家の役割なので、補聴器にどんなものがあるか納得いくまで説明をしてくださったり、たくさんある補聴器メーカー毎の特徴をしっかりご存じだったり、といった点を確認されることをお勧めします。
聞こえ=聴覚は五感の一つで、音の好みというのはどうしても発生します。
生活環境や聞こえの状態に対して、すべての補聴器がすべての方に対して 100 点満点の器械ということはないですので、ご自身の生活環境や聞こえの状態を鑑みた上で、選択肢を提案してくれるお店であれば信頼できるのではないかと思います。
補聴器を着けた状態で、良く聞こえない というのが最初に解決すべき点ですね。
補聴器は音の情報を補ってくれる、パートナーなので、「良く聞こえない」という状態をまずはしっかり解決しましょう。
どんな場面で、とかどういう状態のとき、とか、よく補聴器専門家と話しあうことをお勧めしています。
もしどうしてもわからない、ということがあれば JINO にもご相談くださったら嬉しいです!
まずよく聞く誤解なのですが、補聴器を正しく使っていただいていましたら、耳を悪くすることはありません。
補聴器には耳を悪くしてしまうような必要以上に大きい音が出ないような仕組みが作られているので、むしろ居酒屋さんなどの騒がしい環境では、難聴を持っていない人でも補聴器をつけて過ごされた方が騒音を抑えてくれて快適だったりするくらい性能が上がっています。
この誤解はおそらく、補聴器をつけ始められた後の聞こえのトレーニングの段階が残念ながらうまくいかなかった方たちからのお声から発生しているのではないかと思います。
他の解決方法としては、補聴器を使わずに、ポイントポイントで音を増幅するためのマイクを別途で持ち歩いてお使いになる、などの方法がありますが、どちらが生活スタイルに合うか、でご検討いただくと良いのではないかと思います。
迷われてわからないな、というときは直接お気軽にご相談くださったら嬉しいです。
そうですね、補聴器については未だに大きいものをイメージされる方が多いな、と思いますが、実際にはめちゃくちゃ小さいものもたくさんあります。例えばこちらのメーカーさんのHPにいらっしゃる緑のカーディガンを着ている女性の左耳を見てみてください。良く見ても補聴器をつけてらっしゃることがなかなかわかりづらいのではないかなと思います。実際につけていらっしゃるんですよ!
このように、器械が小さいことのメリットは目立たないこと、なのですが、逆につけていることを知ってもらいたいので大きめのものを使いたい、とおっしゃる方も中にはいらっしゃいます。
ご自身の聞こえの状態や難聴の段階を人に説明するときに楽だから、とか、お手元があまり器用でいらっしゃらないから、という理由で大きいものを選ばれる方もいらっしゃるので、実際に店頭でご自身のお耳につけて見られた姿を鏡で確認されたり、手先の作業の確認をされたりすることを重視されたらよろしいかと思います。
こちらは補聴器をよくお使いの方や、学生さん、就職活動中の方から良くいただくご質問です。
ロジャーというのは、フォナック補聴器というメーカーが開発している、デジタルの無線機能を使用した、補聴援助システムです。
??という感じになられるかもしれないので、簡単な仕組みをご紹介しているページをご覧いただくと良いかと思います。
使用方法は補聴器にロジャーのマイクが拾った音を伝える受信機をつけるか、補聴器ではないロジャーの受信機を使うか、の2つの方法があり、テレコイル機能が付いている補聴器であればほとんどの補聴器メーカーの補聴器との連携を取ることが出来るシステムなので汎用性がとても高いです。
ロジャーの開発元であるフォナック補聴器からは、補聴器に受信機を内蔵して形を小さく快適にした補聴器も販売されています。
そして実際の使い心地ですが、ロジャーを初めて使ってくださるかた、その親御さん、長く使ってくださっている方などのお声としては、あってよかった、ないと考えられない、といったものから、もっと早く知りたかった、ということをよくお伝えいただきます。
使い方は、その方の聴力の状態や、生活の環境によって異なってきますが、学校で先生がつけて使用する場合や、グループワークで机に置いて使用する方法、会社の会議で机の真ん中に置いて使用する方法、マイクで拾った音声を文字化して伝えるアプリと連動して使う方法などなど、活用範囲も多岐にわたります。
JINOではいつでも店頭でロジャーをお試しいただくことが可能ですので、気になられるかたは是非一度足を運んでいただき、実際の使用感のお試しをお勧めしています。